神奈川全県模試が倍率速報2018を提供 県公立高入試
神奈川全県模試は1月30日から、平成30年度 神奈川県公立高校入試の倍率速報を行います。
昨年まではTwitterで提供されていたものですが、今年からは全県模試のホームページ内に、倍率のコーナーが作られ、そこで提供されることになりました。
なお、この速報は1月30日からです。1月29日の倍率速報が知りたい場合には、各高校の掲示を確認するのがよいでしょう。
主要校については、ステップのホームページに情報が載るかもしれません。
進路希望調査結果に基づく2018年度神奈川県公立高入試暫定倍率
神奈川県教育委員会は11月21日(火)、県ホームページ上で、10月20日に行った進路希望調査の結果を公表しました。
カナガクではここから、高校ごとの暫定倍率(10月20日の倍率)を求め、一覧表にまとめました。
公立中高一貫校
川崎市立川崎(普通)が高倍率となったのに対し、横浜市立南は低倍率となっており、対照的な希望状況となっています。
1クラス募集で倍率の変動が激しいため、今後の動きに注意が必要ですが、市立南が広く人気を集めるのは難しいかもしれません。
旧学区トップ校
旧学区トップ校では、横浜翠嵐が堂々の倍率を叩き出しています。昨年高倍率となった新城も、高倍率を維持しました。
部活動が盛んな学校
部活動が盛んな学校も人気を集めています。
吹奏楽
吹奏楽の強豪、横浜緑ケ丘、市立戸塚、弥栄、市立橘が、いずれも 2.0 倍を超える高倍率です。
サッカー
サッカー公立の雄、座間の倍率が立ちました。現在 2.03 倍です。
市立人気校
市立人気校の動きにも注目です。市立横浜商業は、国際科だけでなく、商業科でも人気を集めました。市立橘も要注意です。
この2校は複数のコースを設置しており、今回の調査では明らかにならなかった部分も気になるところです。
神奈川県には-12+3を解けない公立高校受検生が1315人いた
-12+3の誤答率
神奈川県教育委員会によれば、「平成 28 年度神奈川県公立高校入学者選抜(共通選抜(全日制の課程))」(以下、「平成 28 年度神奈川県公立高校入試」)の数学*1における -12+3 の正答率は 97.5% でした(全受検者の中から抽出して調査)*2。つまり、2.5% にあたる受検者が -12+3 を間違えてしまいました。
全体の受検者数
平成 28 年度神奈川県公立高校入試の受検者数は、特別募集及び中途退学者募集を除いて、 52,638 人でした*3。52,638 人の 2.5% にあたるのは、1315.95 人です。
-12+3が解けなかった受検者数
ここから、平成 28 年度神奈川県公立高校入試を受けた受検生のうち、約 1315 人は -12+3 が解けなかったということができます。