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進路希望調査結果に基づく2018年度神奈川県公立高入試暫定倍率

神奈川県教育委員会は11月21日(火)、県ホームページ上で、10月20日に行った進路希望調査の結果を公表しました。

カナガクではここから、高校ごとの暫定倍率(10月20日の倍率)を求め、一覧表にまとめました。

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公立中高一貫校

川崎市立川崎(普通)が高倍率となったのに対し、横浜市立南は低倍率となっており、対照的な希望状況となっています。

1クラス募集で倍率の変動が激しいため、今後の動きに注意が必要ですが、市立南が広く人気を集めるのは難しいかもしれません。

旧学区トップ校

旧学区トップ校では、横浜翠嵐が堂々の倍率を叩き出しています。昨年高倍率となった新城も、高倍率を維持しました。

部活動が盛んな学校

部活動が盛んな学校も人気を集めています。

吹奏楽

吹奏楽の強豪、横浜緑ケ丘市立戸塚弥栄市立橘が、いずれも 2.0 倍を超える高倍率です。

サッカー

サッカー公立の雄、座間の倍率が立ちました。現在 2.03 倍です。

市立人気校

市立人気校の動きにも注目です。市立横浜商業は、国際科だけでなく、商業科でも人気を集めました。市立橘も要注意です。

この2校は複数のコースを設置しており、今回の調査では明らかにならなかった部分も気になるところです。

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神奈川県には-12+3を解けない公立高校受検生が1315人いた

-12+3の誤答率

神奈川県教育委員会によれば、「平成 28 年度神奈川県公立高校入学者選抜(共通選抜(全日制の課程))」(以下、「平成 28 年度神奈川県公立高校入試」)の数学*1における -12+3 の正答率は 97.5% でした(全受検者の中から抽出して調査)*2。つまり、2.5% にあたる受検者が -12+3 を間違えてしまいました。

全体の受検者数

平成 28 年度神奈川県公立高校入試の受検者数は、特別募集及び中途退学者募集を除いて、 52,638 人でした*3。52,638 人の 2.5% にあたるのは、1315.95 人です。

-12+3が解けなかった受検者数

ここから、平成 28 年度神奈川県公立高校入試を受けた受検生のうち、約 1315 人は -12+3 が解けなかったということができます。